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変動金利ローンで最も怖いのは、金利の上昇です。市場金利が果てしなく上昇を続けた場合は、住宅ローン金利も一緒に果てしなく上昇していきます。
そのような恐怖から守ってくれるものが、上限付変動金利ローンです。これは金利が急上昇しても、あらかじめ決めておいた上限金利を超えてローン金利が上昇することない、というものです。
金利高騰のリスクを避けられるだけでなく、市場金利が低下したときの恩恵を受けることもできる非常に魅力的な変動金利ローンといえます。
例えば、5年間の上限付変動金利ローンの金利が2.5%、上限は3.0%とします。ローンスタート後、金利が上昇したとすると変動金利は半年ごとに見直されますので、半年ごとに上昇していきます。
しかし、変動金利が3.5%になったとしても、上限付きの場合は上限金利の作用で金利は3.0%のまま止まってしまい、変動金利が3.0%を上回っている間中、金利は3.0%に固定されます。
5年間はどんなに市場金利が上がったとしても、金利が3.0%を上回ることはありません。ですが、上限という特典がついている分、上限が付いていない変動金利より常に0.1~0.2%金利が高く設定されていますので、注意が必要です。
上限付変動金利ローンには、上限が付いている期間が事前に決められていて、3年・5年・10年といったものがあります。期間終了後は、再び上限付変動金利が設定される場合と、普通の変動金利に変更されるものがあります。
また、この上限付変動金利ローンも一部の金融機関では固定金利、変動金利と合わせて期間終了後に自由に選ぶことができます。
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