住宅ローン金利比較＠情報局

住宅ローンの種類

公的ローンと民間ローン

　住宅ローンは大きく分けて、「公的ローン」と「民間ローン」があります。これはローンの資金が公的資金か、民間金融機関の資金かによる分類ですが、それぞれ融資する目的に違いがあるため、融資を受けられる条件や金利などが異なります。

　私たち借り手から見て最も大きく異なる点は、公的ローンが物件に対して条件が厳しいのに対して、民間ローンでは人に対して条件が厳しいことです。

　公的ローンの目的は、住宅建設の促進であるのに対して、民間ローンは営利目的です。すなわち、公的ローンは住宅建設促進が目的とはいえ、品質や住み心地の悪い住宅が普及してしまうというのは、問題です。

　そこで、消費者がよりよい住宅環境を手に入れることができるように、物件に対する基準が非常に高く設定されています。

　一方、民間ローンではローンが確実に返済されなければ金融機関は利益が出ないため、借り手がきちんとローンを返済できるかどうかといった条件が厳しくなります。物件に対しては建築基準法を満たす程度の条件です。

公的ローンと民間ローンには以下のようなものがあります。

●公的ローン

・年金融資‥‥‥年金福祉事業団、年金住宅福祉協会など

・財形融資‥‥‥雇用促進事業団など

・自治体融資‥‥‥地方自治体

・公団資金‥‥‥住宅整備公団など

●民間ローン

・銀行（都銀、地銀、信金、ネット）　　・生命保険会社　　　・信用組合
　
・労働金庫　　　　・農協　　　　・漁協　　　　・ローン会社など

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